為替レポート
13日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦政府機関の一部閉鎖終了後の経済統計発表を控えて様子見ムードが強い中、円相場は1ドル=154円台半ばで小動きとなった。米議会下院は12日、来年1月末を期限とするつなぎ予算案の修正案を賛成多数で可決。上院は10日に通過していた。その後トランプ大統領がつなぎ予算案の修正案に署名して予算が成立。これを受けて過去最長となった政府機関の一部閉鎖は43日目に終了し、市場の関心が政府再開後の主要な経済指標の発表に向かった。一方、米長期金利の上昇を眺めてドル買いも入り、円の上値を抑えた。日系証券筋は、今後の追加利下げを巡り米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の間でも意見の相違が浮き彫りとなっていると指摘。主要経済統計の発表が長期間にわたり見送られてきたため、「インフレ動向や金融政策の方向性を見極めにくい状況だ」と指摘した。
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