日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

投資部門別売買動向はこちら

日経平均株価は前営業日比257.68円高の38283.85円で終了となり、3営業日ぶりに反発。75日平均線がサポート・ラインとして意識される中、最近の下落を受けて買い拾われた様です。

38000円付近では押し目が入り易くなっている一方、トランプ次期政権による関税政策を巡る懸念に加えて、日米の金融政策の先行き不透明感から、積極的に上値を追いづらい地合いが続いております。日銀は早ければ12月に追加利上げを行うとの見方が根強い上に、パウエル議長の発言を受けて、FRBの利下げ停止観測が拡がり始める中、米長期金利は下げ渋りの動きを見せております。また、2025年3月期決算企業の2024年4-9月期決算は一巡したが、先行きに対して慎重な見方が多く、市場が期待していた株価押し上げ要因とはなっていない模様。

テクニカル的にも、75日平均線でサポートされる一方で、200日平均線や切り下がって来ている25日平均線がレジスタンスとして意識され始めており、引き続き狭いレンジの動きが続きそうです。とは言え、Wトップ型が意識され始める中、38000円を維持出来ずに10月25日の安値37713.00円を割り込む様だと、一段安になる可能性がありそうです。

 

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。