金標準(日別)
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2024年の金標準(期先)は前年末比42.0%上昇と、6年連続で上昇。2024年は9421円でスタート。同日に付けた安値9354円が、結局年間安値となっております。ジリ高が続く中、3月4日に終値では初めて10000円を突破。円安基調が続く中、勢いそのままに連日で最高値を更新。4月1日に11000円、5月20日に12000円を突破。その後も、核ミサイル開発を続ける北朝鮮や台湾有事への懸念など、東アジアの「地政学リスク」が高まっていることに加えて、円の信認が毀損しているとの見方が出始める中、押した場面では「安全資産」として買い拾われる中、7月17日に12679円まで上昇する場面も見られております。
ただ、米景気の先行き不安が強まり、円高基調が強まる中、「サーム・ルール」が発動し、一段と投資家心理を冷やす中、NY市場の大幅安を受けて、8月5日に急落。前営業日比752円安と、過去最大の下げ幅を記録。翌8月6日に10804円まで下げる場面も見られております。
円高基調が続く中で、上値の重い展開が続いていたものの、FRBが4年半ぶりに利下げ決定したことを受けて、9月24日に12000円台を回復。再度騰勢を強める中、10月18日に13000円を突破。10月31日に13819円まで上昇し、年間高値を付けております。
その後は、米長期金利の上昇を受けて、上値が重くなる一方、円安基調に支えられて、13000円を中心としたレンジが続く中、2024年は13378円で終了。
金標準の騰落率(年別)
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