日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

投資部門別売買動向はこちら

日経平均株価は前営業日比587.49円安の39307.05円で終了。大発会は3年連続マイナスでスタートとなっております。

上昇して始まるも、年末年始の米国市場で主要3指数が揃って軟調だった流れを引き継ぎ、徐々に軟調な展開に。長期金利が一時1.115%と、13年半ぶりの高水準を付ける中、株式の相対的な割高感を意識した売りも出た模様。一時39232.78円まで下げる場面も見られております。

20日のトランプ次期米大統領の就任式が近づく中、米政府が日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画に対する中止命令を出し、改めてトランプ氏が掲げる関税強化など自国優先の政策が、世界経済に混乱をもたらすとの警戒感が強まっている模様。明日は25日平均線を維持出来るかが焦点となりそうです。

植田日銀総裁は、都内で開かれた全国銀行協会の新年賀詞交歓会のあいさつで、金融政策運営について「今年も経済・物価情勢の改善が続いていけば、それに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく」と述べております。

利上げのタイミングに関しては「様々なリスク要因を注視する必要がある」と強調。特に「米国新政権の経済政策を巡る不確実性は大きい」と指摘したほか、春闘での賃上げ交渉に向けた動きをポイントとして挙げております。

また、2024年を振り返って、「賃金と物価の好循環が徐々に強まり、物価安定の目標の持続的・安定的な実現に向けて着実な前進が続いた1年だった」と総括。2025年については「賃金・物価が広くバランス良く上昇し、わが国経済が柔軟にたくましく成長していく1年なることを期待したい」と述べております。

 

 

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。