日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比26.89円安の39931.98円で終了となり、5営業日ぶりに反落。一時40279.79円まで上昇する場面もみられたものの、終値ベースでは1月7日以来の40000円台を回復することは出来ず。
日銀は金融政策決定会合で、市場の想定通り0.25%の利上げを決定。ただ、声明と同時に公表された「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の、物価上昇率見通しの上方修正が、想定以上にタカ派的との見方に加えて、公表文で「見通しが実現していく確度は高まってきている」と明記されたことを受けて、市場が想定しているより利上げのスピードが速まるとの懸念が市場の一部で拡がった模様。
来週も引き続き、トランプ発言と米主要企業の決算発表に注目が集まりそうです。テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスとなる中、このままレンジの上限として意識されている40000円台を上抜き、昨年12月27日の高値40398.23円を上抜くことが出来るか注目されます。一方で、再びレンジの上限に押し返される様ならば、25日平均線を維持出来るかが焦点となりそうです。
なお、総務省が発表した2024年全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が107.9と、前年比2.5%上昇。3年連続で上昇となったものの、伸び率は前年(3.1%上昇)から鈍化しております。生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は2.7%上昇、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は2.4%上昇。
なお、昨年12月は前年同月比3.0%上昇。40ヶ月連続で上昇となり、2023年8月(3.1%上昇)以来の3%台となっております。生鮮食品を含む総合指数は3.6%上昇、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は2.4%上昇。
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