豪州の政策金利
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豪準備銀行(中央銀行)は理事会を開催し、政策金利を0.25%引き下げて、4.10%にすることを決定しました。インフレ収束の進展と景気の減速が理由。利下げは2020年11月以来、4年3ヶ月ぶり。ただ、インフレ脱却を着実に進めるため、追加の金融緩和には慎重な姿勢を示しております。
インフレ率は昨年10-12月期2.4%まで鈍化しており、中銀は「目標水準の2~3%の中央に持続的に収まるように推移しつつある」と指摘。「生産の伸びは弱く、内需の回復は予想よりも緩やかだ」と景気減速への配慮も必要との認識を示しました。
同時に、「金融緩和が早過ぎれば、インフレ率が目標よりも高くとどまる可能性がある」と主張。各種指標を慎重に見極めて今後の金利動向を判断する方針を示しております。
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