中国新規人民元建て銀行融資
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中国人民銀行(中央銀行)が2月14日に発表した統計によると、1月中国新規人民元建て銀行融資は5兆1300億元と、市場予想(4兆5000億元)を上回り、過去最高となりました。人民銀が景気てこ入れを図る中、今後数ヶ月でさらなる景気刺激策が実施されるとの期待が強まったことが背景。マネーサプライM2は前年同月比7.0増%と、前月(7.3%増)から鈍化。市場予想(7.2%増)も下回っております。
◆中国人民銀行、適切な時期に金融政策調整へ
中国人民銀行(中央銀行)は2月13日に、外部からの逆風が強まる中、景気を下支えするため、適切な時期に金融政策を調整するとしました。
金融政策執行報告で「現在、外部環境の変化による悪影響が深まっている。不十分な内需や多くの潜在的なリスクといった課題が依然存在している」と指摘し、金利や預金準備率などの金融政策手段を包括的に活用し「国内外の経済・金融情勢に基づいて政策措置の強度とペースを調整する」と表明。流動性を潤沢に保ち、物価の合理的な回復を促すと共に、人民元の為替レートを「合理的で均衡のとれた」水準で基本的に安定させる意向を示しております。
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