中国PMI

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中国国家統計局が3月1日に発表した2月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は50.2と、前月比1.1ポイント上昇。3ヶ月ぶりに上昇に転じ、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を2ヶ月ぶりに上回りました。春節(旧正月)休暇明けで工場が稼働して生産が復調しております。

項目別では、柱となる新規受注は前月比1.9ポイント上昇の51.1と2ヶ月ぶりに節目の50を上回りました、生産も同2.7ポイント上昇の52.5と、昨年4月以来10ヶ月ぶり高水準となっております。

ただ、外需関連指数の新規輸出受注は48.6と、同2.2ポイント上昇したものの、依然として節目の50を下回っております。第2次トランプ米政権が対中関税の引き上げに踏み切っており、輸出の先行きに懸念が拡がっている模様。

なお、同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.4と、前月比0.2ポイント上昇。節目の50を26ヶ月連続で上回っております。

 

 

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