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世界の金ETFの金保有残高（月別）

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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル（WGC）が3月6日に公表した「Gold-Backed ETF FLOWS」によると、2月末の世界の金ETF（上場投資信託）関連（195銘柄）の金保有残高は前月末比99.91トン増加の3353.26トンと、3ヶ月連続で増加。月末の残高としては、2023年7月（3385.37トン）以来1年7ヶ月ぶり高水準となっております。

世界の金ETFの金保有残高（月別、前月比）

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地域別で見てみると、全地域が増加。最も増加した地域は北米で、同72.23トン増加。3ヶ月ぶりに増加に転じ、月末の残高としては2023年7月（1727.90トン）以来の高水準となっております。アジアは同24.37トン増と、3ヶ月連続で増加。月末の残高としては過去最高を更新しております。

また、欧州は同2.04トン増と、2ヶ月連続で増加となり、昨年3月（1331.32トン）以来の高水準。その他地域は同1.27トン増と、2ヶ月連続で増加となり、2011年1月（66.76トン）以来の高水準となっております。

銘柄別で見てみると、調査対象の195銘柄のうち、2025年1月は92銘柄が前月末から増加し、64銘柄が減少。39銘柄は変わらずでした。

最も増加したのは「iShares Physical Gold ETC（英国）」で前月末比11.65トン増加。一方で、最も減少したのは「SPDR Gold Shares（米国）」で同7.73トン減少。

世界の金ETF　地域別金保有量（月別）

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

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