中国の藍仏安財政相は3月6日の記者会見で、「国内外で起こり得る不確実性に対応するため、十分な政策的余地を準備している」と強調。トランプ米政権との貿易摩擦激化で国内景気が悪化した場合、財政出動を拡大する考えを示しました。

会見は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に合わせて開催され、主要経済閣僚が揃って出席。経済の先行き不透明感が強まる中、藍氏は財政政策に関し「状況に応じて決定し、実行しなければならない」と強調しました。

一方、王文濤商務相は、トランプ米政権による対中関税の引き上げについて、「典型的な単独主義だ」と改めて批判。「米国が誤った道を進み続けるのであれば、中国は受けて立つ」とも語り、さらなる追加関税を牽制しております。

 

 

 

 

 

 

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