大企業製造業の想定為替レート
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日銀が4月1日にした3月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の事業計画の前提となる2025年度の想定為替レートは、全規模全産業で1ドル=147.06円。昨年12月の前回調査は2024年度で146.86円でした。大企業製造業は1ドル=147.30円で、同じくやや円安方向に修正されております(昨年12月の前回調査は2024年度で146.83円)。
企業の物価見通し
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なお、企業の物価見通しは全規模全産業で1年後は前年比2.5%、3年後は2.4%、5年後は2.3%となっております。いずれの期間も前回昨年12月調査と比べて0.1ポイント上方修正されました。なお、5年後の物価の伸びが上振れしたのは3四半期ぶり。
また、2025年度の設備投資計画も明らかとなり、大企業製造業は前年度比4.8%増となり、2024年3月時点の2024年度計画(8.5%増)からは鈍化したもののプラスを維持。大企業非製造業は2.1%増でした(2024年3月時点の2024年度計画(1.50%増)。人手不足に対応するための省力化投資やデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が今後も続くとみられております。
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