OPECプラス参加国の原油生産量
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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4月3日に、自主減産を実施しているサウジアラビア、ロシア、イラクなど有志8ヶ国がオンラインで会合を開催し、自主減産の段階的な縮小に関連して、5月の原油増産量を日量41.1万バレルにすることを決定したと発表しました。増産分は当初の計画(日量13.5万バレル)の3ヶ月分に相当。「OPECプラス」は声明で、「段階的増産は市場の状況に応じて一時停止や取り消しとなる可能性がある」とも強調しております。
なお、有志8ヶ国は毎月会合を開いて市場の状況や生産計画が守られているかどうかなどを確認する方針を示しております。次回会合は5月5日の予定で、6月の増産量を決定する予定。
※有志8ヶ国・・・・ロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、イラク、アルジェリア、カザフスタン、オマーン
有志8ヶ国は、原油価格の下支えを目的に日量220万バレルの自主減産を2023年11月から実施してきたものの、4月から減産を段階的に縮小しております。
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