公的機関の金購入(四半期別)

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、2025年3月時点の金保有国ベスト100で、前年から増加させた国は16ヶ国、減少させた国は9ヶ国でした。最も金準備を増加させた国はポーランドで48.6トン増加。一方、最も減少させた国はウズベキスタン14.9トン減少。

なお、WGCが4月30日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2025年1-3月期の公的機関の金購入は243.7トンと、同21.4%減少。2023年第3四半期(367.3トン)以来の高水準となった前期(365.1トン)から減少したものの、引き続き高水準を維持しております。買い越しは18四半期連続。

 

 

増減の大きかった上位国(前期比、2025年3月時点)

増加させた国 減少させた国
国 名 前期比 国 名 前期比
ポーランド 48.6㌧ ウズベキスタン -14.9㌧
中国 12.8㌧ ロシア -6.2㌧
トルコ 8.9㌧ フィンランド -5.3㌧
カザフスタン 6.5㌧ シンガポール -4.9㌧
チェコ 5.0㌧ キルギス -3.9㌧
カンボジア 4.0㌧ UAE -0.5㌧
インド 3.4㌧ モンゴル -0.3㌧
カタール 2.8㌧ ドイツ -0.2㌧
エジプト 1.4㌧ ベラルーシ -0.1㌧
セルビア 1.3㌧ メキシコ -0.1㌧

※WGCのデータを基に豊トラスティ証券作成

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