日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比255.09円安の37498.63円で終了となり、4営業日続落。
米格付け大手ムーディーズ・レーティングスが先週末に、米国債の格付けを最上級の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げたと発表。米国債を巡っては、三大格付け大手のうちフィッチ・レーティングスは2023年8月1日、S&Pグローバル・レーティングは2011年8月5日に、それぞれ最上級から格下げしており、米国は主要格付け会社による最上位の格付けを全て失ったことになります。米財政不安が再燃する中で、投資家のリスクオフ姿勢が強まった様で、一時37445.93円まで下げる場面も見られております。
今週は、先進7ヶ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議や、同会議後の開催が報じられている日米財務相会談や3回目の日米通商協議が予定されており、米国からの円安是正要求に対する警戒も上値を重くした様です。
テクニカル的にも、MACDの上昇が一服する中、200日平均線でレジスタンスを受け始めている様に見えます。そのため、短期的に75日平均線辺りまで下げて来ることも想定されます。ただ、日本企業の自社株買いが過去最高ペースとなる中、下値不安は和らいでおり、引き続き安値は買い拾われそうです。
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