世界半導体販売額
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主要半導体メーカーで構成する世界半導体市場統計(WSTS)がとりまとめ、米国半導体工業会(SIA)が発表した4月世界半導体販売額は、前月比2.5%増の569.6億ドルでした。2ヶ月連続でプラスとなっております。前年同月比では20.7%増加。サプライチェーン(供給網)の在庫調整が一巡し、半導体需要が復調する中、昨年11月以降、18ヶ月連続でプラスが続いております。
SIAのジョン·ノイファー会長兼最高経営責任者(CEO)は、「4月の世界半導体売上は2025年に入って初めて前月より増加傾向を示し、米州およびアジア太平洋地域への販売増加に支えられ、前年比成長を続けている」と述べております。また、「人工知能(AI)、クラウドインフラおよび先端家電製品に対する需要に支えられ、2025年は堅調な成長が続く」との見方を示しました。
地域別でみてみると、米州は前月比1.1%減の182.5億ドルと、4ヶ月連続でマイナス。日本は同0.8%減の37.4億ドルと、6ヶ月連続でマイナスとなっております。
一方、欧州は同0.7%増の42.6億ドル、中国は同5.5%増の162.0億ドルと、共に2ヶ月連続でプラスとなっております。また、日中を除くアジア太平洋・その他も同5.4%増の145.1億ドルと、2ヶ月連続でプラスとなりました。
世界半導体販売額(月別、前年同月比)
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