世界の外貨準備の割合
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国際通貨基金(IMF)が公表した世界外貨準備統計によると、2025年3月末の世界の外貨準備総額は12兆5370億ドルと、前期末(12兆3635億ドル)比1.4%増加しました。
世界の外貨準備の割合(2025年Q1時点)
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このうち各国の自主申告に基づいて判明した11兆6397億ドルの通貨別内訳によると、各国が外貨準備として保有する通貨に占める米ドルは57.74%となり、前期末(57.79%)からやや低下しております。
一方、2位のユーロは20.06%と、前期末(19.84%)から上昇。2022年12月末(20.37%)以来の高水準となっております。また、3位の英・ポンドは5.19%と、前期末(4.73%)から上昇。5位のスイス・フランも0.76%と、前期末(0.18%)から上昇。共に少なくとも2000年以降で最高となっております。
4位に落ちた日本・円は5.15%(同5.81%)、人民元は2.12%(同2.18%)でした。なお、元は、2016年10月にIMF「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に加えられたことを受けて公表対象となっております。以前の元は「その他通貨」に含まれておりました。
世界の外貨準備に占める米ドルの割合
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