米国の原油生産量(月別)
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米エネルギー情報局(EIA)が6月30日に公表した月報によると、4月米産油量(速報値)は前月比日量1.8万バレル増加の日量1346.8万バレルと、3ヶ月連続で増加。前月に続き、過去最高を更新しております。
なお、米金融大手モルガン・スタンレーは6月30日付レポートで、ブレント原油が来年初めまでに1バレル=60ドル近辺に下落する可能性が高いとの見方を示しました。供給が潤沢なことや、イスラエルとイランの緊張緩和に伴い地政学的リスクが弱まっていることが理由。
モルガンは石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の原油生産について、2025年、2026年にそれぞれ日量100万バレル程度増えると予測。この期間の需要の伸びに対応するには十分な規模としております。一方で、「OPECは減産を段階的に縮小しており、2026年は日量130万バレル程度の供給過剰が見込まれる」と指摘しました。
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