トランプ米大統領は7月8日に、海外から輸入する銅や銅関連製品に対して50%の関税を課す考えを示しました。また、医薬品・医薬品原料にも1年超の猶予期間を設けた上で、200%の追加関税を課すとしております。ラトニック商務長官は同日、米メディアに対して、7月下旬か8月1日に発動するとの見通しを示しました。
いずれも通商拡大法232条に基づく追加関税となり、実際に発動すれば自動車と鉄鋼・アルミニウム製品に続く新たな分野別関税となります。米政府によると、米国の銅の輸入依存度は2024年で45%。米政府は安全保障上の観点から調査を進めておりました。
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