投資部門別株式保有比率
↓クリックすると拡大します↓
東京証券取引所などが7月4日に公表した2024年度株式分布状況調査によると、2025年3月末時点の個人株主数(延べ人数)は前年度比914万人増の8359万人と、11年連続で増加。10年連続で過去最高となりました。2024年にスタートした新NISA(少額投資非課税制度)を機に若い世代の増加が顕著となっております。
個人株主数
↓クリックすると拡大します↓
全体の株主数も同922万人増の8531万人と、過去最高を更新。株式保有金額は同6.0%減の948兆0471億円でした。米関税政策の不透明感などを背景に、3月下旬に株価が急落したことを受けて、全投資部門でマイナスとなっております。
投資部門別株式保有比率(2024年度)
↓クリックすると拡大します↓
2024年度に日本株の保有比率が最も多かったのは外国人株主で、株式保有比率は32.4%と、前年度比0.6ポイント上昇。過去最高を更新しました。金額ベースでは前年度比13兆7045億円減の306兆7705億円でした。
個人は17.3%と、前年度から0.4ポイント上昇。金額ベースでは同6兆2034億円減の164兆2858億円。
事業法人は18.7%と、前年度から0.6ポイント低下。過去最低となっております。企業の株式持ち合い(政策保有株)の解消が一段と進んでいる模様。金額ベースでは177兆3391億円と、同16兆8504億円減少。
金融機関は28.3%と、前年度から0.6ポイント低下。金額ベースでは268兆4713億円と、同22兆6604億円減少しております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。