NY原油
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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」で自主減産を実施しているサウジアラビア、ロシア、イラクなど有志8ヶ国は8月3日にオンラインで会合を開催する予定となっていますが、ロイター通信は7月28日に、有志8ヶ国は9月の増産量を8月と同じ日量54.8万バレルに決定する可能性が高いと報じました。これにより、自主的な生産調整による減産は解消され、生産量は拡大に向かう見込み。米国やブラジルなどが供給量を増やす中、増産ペースを加速させ、市場シェアの回復を目指す模様。
なお、「OPECプラス」は7月28日に閣僚級監視委員会(JMMC)をオンラインで開催。5~6月の生産状況を踏まえ、「OPECプラス」参加国に対して、定められた生産枠を順守する必要性を改めて強調。順守していない国については、8月18日を期限に、過剰生産分の削減計画を提出するように求めております。次回のJMMCは10月1日に開催される予定。
※有志8ヶ国・・・・ロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、イラク、アルジェリア、カザフスタン、オマーン
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