カナダの政策金利

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カナダ銀行(BOC、中央銀行)は7月30日に、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を2.75%で据え置くことを決定しました。据え置きは3会合連続。トランプ米政権の高関税政策を巡る貿易協議の動向などを見極める必要があると判断した模様。

BOCは声明で、カナダ経済はある程度の底堅さを保っていると分析。ただ、高関税政策による不透明感などによって「企業成長や家計支出が制約を受けている」と懸念を示しました。「米国の貿易政策は予想出来ないままだ」と警戒感を示した一方、経済がさらに弱含みかつ、高関税に伴う価格上昇圧力が制御可能な場合、「政策金利引き下げが必要になる可能性がある」と言及しております。

同日公表した金融政策レポートで、3つのシナリオを提示。現在の関税率が維持される第1シナリオの場合、経済成長率が年後半1%に回復すると予想。米国の関税措置が軽減されれば、年後半の経済成長率は第1シナリオより概ね0.5ポイント高くなると推計。関税がエスカレートした場合、年後半の成長率が第1シナリオより1.25ポイント程度悪化すると見込んでおります。

マックレム総裁は記者会見で「米国の関税引き上げは脅されていた水準よりも低い」としつつも、「1つの予想を示すことが出来ないほど米関税は予測不能だ」との認識を示しております。

◆ブラジル中銀、8会合ぶりに金利据え置き

ブラジル中央銀行は7月30日に、主要政策金利を15.00%で据え置くことを決定しました。据え置きは8会合ぶり。中銀は声明で、トランプ関税による通貨安やインフレ再燃への懸念を表明し、慎重姿勢を強調。一方で「適切な場合には利上げサイクルの総括もためらわない」として、状況次第で金融緩和に転じる可能性も示唆しております。

 

 

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