米金融大手ゴールドマン・サックスは8月3日付レポートで、ブレント原油平均価格について10-12月期は64ドル、2026年は56ドルとする予測を据え置きました。ただ、最近の動向から、相場が予想から上振れ・下振れするリスクが高まっているとの見方を示しております。

ゴールドマンは、「(欧米による)制裁下のロシアとイランの石油供給に対する圧力の強まりが、当社の価格予想の上振れリスクをもたらしている。余剰生産能力が予想よりも速く正常化していること踏まえればなおさらだ」と説明。一方で、米関税率の引き上げや2次関税の可能性、米経済活動の弱さを示す経済統計を理由に、日量80万バレルとしている2025~2026年の需要の伸びの年平均予想には下振れリスクがあると指摘しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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