公的機関の金購入(年別)
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有力産金界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が7月28日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2022年第2四半期(4-6月)に公的機関は179.9トン金を購入しました。
前年同期(209.6トン)からは減少したものの、7四半期連続で買い越し。2021年第2四半期(209.6トン)以来の大きさとなりました。新興国を中心に外貨準備の運用先分散化が進んでいることに加えて、FRBが急激な金融引き締めの姿勢を打ち出す中、自国通貨の価値を維持するために新興国を中心に金を積み増しております。
なお、2022年4-6月期末時点の金保有国ベスト100で、前期から増加させた国は19ヶ国、減少させた国は5ヶ国でした。最も金準備を増加させた国はイラクで34.0トン増加。一方、最も減少させた国はドイツで同3.4トン減少しました。
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