中国の消費者物価指数

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中国国家統計局が発表した8月中国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.4%下落と、3ヶ月ぶりにマイナスに転じました。内需不足によるデフレ懸念が強まっております。中国の物価に大きく影響する豚肉価格は同16.1%下落。マイナス幅は前月(9.5%下落)から拡大。

価格変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は0.9%上昇。前月(0.8%上昇)からやや加速。金の宝飾品が36.7%上昇、白金の宝飾品が29.8%上昇したこと要因とみられております。ただ、2022年4月からほとんどの月で1%以下の水準で推移し、デフレ圧力は根強いままとなっております。なお、同局の専門家は「前年のベース水準が高かった」と説明しております。8月中国卸売物価指数(PPI)は同2.9%下落と、35ヶ月連続でマイナスとなっております(前月は3.6%下落)。

 

 

 

 

 

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