英国の政策金利
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英イングランド銀行(中央銀行)は11月6日に、政策金利を4.00%で据え置くと発表しました。据え置きは2会合連続。インフレは頭打ちしたものの、高止まりするリスクをより重視し、長期にわたる金融引き締めが必要と判断した模様。据え置きは9人の政策委員のうち5人が賛成。4人が「デフレ傾向はより定着している」とし、0.25%の利下げを主張しました。
声明で「人件費は依然として高水準にあり、賃金上昇率は最近低下傾向にあるものの、横ばい状態になる可能性がある」と指摘。「基調的なデフレには一定の進展がみられた」とするものの、最低賃金や公共料金で引き上げが繰り返される場合などを念頭に、インフレが持続する可能性に懸念を示しました。
ベイリー総裁は声明公表後の会見で、「インフレ数値が予測を上回ったことは明らかに歓迎すべきだ」と言及。ただ、利下げ判断には一つの数値では不十分だと述べ、次回会合前に得られる指標結果や政府の新たな財政計画を「注意深く見極める」考えを示しております。なお、英中銀はインフレ率を巡り、来年初めまでに3%近くまで低下し、その後1年かけて2%の物価目標へ徐々に戻ると予想しております。
◆スウェーデン中銀、政策金利を据え置き
スウェーデン国立銀行(中央銀行)は11月5日に、主要政策金利を1.75%で据え置くと発表しました。中銀は「政策金利は当面、現在の水準を維持する」と表明し、インフレ動向と景気回復の進展を慎重に見極める姿勢を示しております。
◆ノルウェー中銀、政策金利据え置き
ノルウェー中央銀行は11月6日、主要政策金利を4.00%で据え置くと発表した。据え置きは2会合ぶり。今後1年でさらなる金融緩和が行われる可能性が高いとの見方を改めて示しております。
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