NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比16.1ドル高の1565.21ドルで終了。6週ぶりに反発に転じました。

相関性の強い金相場が下げ止まりの動きを見せ始めたことに加えて、テクニカル的に50日平均線がサポート・ラインとして意識される中、11月10日に7営業日ぶりに1600ドル台を回復。その後、米政府機関の一部閉鎖が解除される見通しとなり、投資家のリスク選好姿勢が強まったため、13日に1666.4ドルまで上昇する場面もみられております。ただ、FRB高官から追加利下げに慎重な発言が相次ぎ、FRBによる利下げ観測が後退する中、高値を維持することは出来ず。翌14日も続落となり、1530.3ドルまで下げる場面もみられております。

今週も引き続き50日平均線を維持しつつ、再度1600ドル台を回復出来るかが焦点となりそうです。割り込むようですと、100日平均線辺りまで下げて来ることも想定されますが、1ヶ月物のリースレートはやや低下して来ているものの、依然として10%を上回る高水準で維持しており、需給のひっ迫感から安値は買い拾われそうです。

なお、今週19日に白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」は最新の需給レポートを公表します。初めて2025年の見通しが示される予定となっており、注目されそうです。

 

 

 

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