米国産コーン需給

↓クリックすると拡大します↓

 

・米農務省、アウトルック・フォーラムはこちら

・米農務省、作付面積はこちら

・米農務省、四半期在庫はこちら

◆コーン

米農務省(USDA)は11月14日に発表した11月農産物需給報告で、新穀となる2025-2026年度米国産コーンの期末在庫を21億5400万ブッシェルと、9月見通し(21億1000万ブッシェル)から4400万ブッシェル上方修正。市場予想平均(21億3600万ブッシェル)も上回りました。実現すれば、2018-2019年度以来の高水準となります。

供給面は、イールド(単収)を186.0ブッシェルと、9月見通し(186.7ブッシェル)から0.7ブッシェル下方修正されたものの、市場予想平均(184.0ブッシェル)は上回りました。生産高は6200万ブッシェル下方修正されて、167億5200万ブッシェルと予測。ただ、期初在庫は9月から2億0700万ブッシェル上方修正されました。需要面は輸出高を1億ブッシェル上方修正しております。

イールドと生産量は、引き続き実現すれば過去最高となる見込み。また、収穫面積は1933年以来、作付面積は1936年以来の大きさとなる見込み。需要面は、輸出高を1億ブッシェル上方修正しております。

2025-2026年度世界コーンの期末在庫は2億8134万トンと、9月見通し(2億8140万トン)から下方修正。市場予想平均(2億8275万トン)も下回りました。

世界生産高は12億8623万トンと、前月見通し(12億8658万トン)から引き下げております。国別では、米国は4億2553万トンと、9月見通し(4億2711万トン)から下方修正。ウクライナ(3200万トン)、アルゼンチン(5300万トン)、ブラジル(1億3100万トン)、中国(2億9500万トン)は9月見通しで据え置き。中国の輸入高は800万トンと、9月見通し(1000万トン)から引き下げております。

◆大豆

新穀となる2025-2026年度米国産大豆の期末在庫を2億9000万ブッシェルと、9月見通し(3億ブッシェル)から1000万ブッシェル下方修正。市場予想平均(3億0400万ブッシェル)も下回りました。

供給面は、イールド(単収)を53.0ブッシェルと、9月見通し(53.5ブッシェル)から0.5ブッシェル下方修正。市場予想平均(53.1ブッシェル)も下回りました。生産高は4800万ブッシェル引き下げて、42億5300万ブッシェルと予測。また、期初在庫は9月から1400万ブッシェル下方修正されました。需要面は輸出高を9月から5000万ブッシェル下方修正。圧砕高は据え置いております。

2025-2026年度世界大豆の期末在庫は1億2199万トンと、9月見通し(1億2399万トン)から下方修正。市場予想平均(1億2421万トン)も下回りました。

世界生産高は4億2175万トンで、9月見通し(4億2587万トン)から下方修正しております。国別では、米国は1億1575万トンと、9月見通し(1億1705万トン)から下方修正。中国(2100万トン)、アルゼンチン(4850万トン)、ブラジル(1億7500万トン)は、9月見通しで据え置き。中国の輸入高は1億1200万トンで据え置き。

 

 

検索用/トウモロコシ作柄、トウモロコシ、エルニーニョ、スーパーエルニーニョ、干ばつ

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。