日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比90.07円高の50581.94円で終了となり、反発。先週末の米国市場で主要3指数が揃って上昇したことが好感されて、一時50678.05円まで上昇する場面も見られております。

今週はメジャーSQ(特別清算指数)の週となりますが、今年最後の「中銀ウィーク」に突入する中、FRBは3会合連続の利下げ、日銀は1月以来の利上げが市場で想定されていることから、様子見ムードが強く、高値を維持することは出来ず。25日平均線をサポートに、心理的節目の50000円を維持出来るか注目されます。

なお、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時1.965%まで上昇し、2007年6月以来約18年半ぶりの高水準を付けております。

日銀の植田総裁は12月1日の講演で、「利上げの是非について適切に判断したい」と表明。これに対して、片山財務相が5日の記者会見で、「植田総裁とのコミュニケーションはいろいろな意味で非常に良い」と発言。円安是正を求めるトランプ米政権への配慮や物価高への懸念もあり、政府は来週の金融政策決定会合での利上げを容認するとの見方が拡がっているようです。また、高市政権が進める大規模な経済対策で国債が増発されるとの警戒感が根強いことも、債券売りを加速させている模様。

 

 

 

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