訪日客数

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日本政府観光局が12月17日に発表した11月訪日外国人数(推計値)は、前年同月比10.4%増の351.80万人と、同月として過去最多を更新しております。なお、中国からの訪日客は同3.0%増の56万2600人で、伸び率は前月(22.8%増)から鈍化。日中の対立の影響が今後本格的していくとみられております。

2025年1-11月期累計では前年同期比17.0%増の3906.56万人と、2024年通年の3687万0148人を上回りました。初の年間4000万人突破が濃厚になっております。

 

全国百貨店免税売上高

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日本百貨店協会が12月25日に発表した11月全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比0.9%増の5214億円と、4ヶ月連続でプラスとなりました。韓国や香港を中心に訪日客の売上高が落ち込んだ一方、国内消費が堅調に推移。

免税売上高は2.5%減の502億円と、再びマイナスに転じております。高額のブランド品から化粧品など単価の安い消耗品に需要がシフトしており、1人当たりの購買単価は0.3%減少。免税購買客数は2.2%減の50.8万人となっております。

なお、同協会の西坂理事は記者会見で、例年は中国からの来客の増加が見込まれる来年2月の春節に向けて「今後の中国当局のメッセージがどのようになるのか非常に懸念している」と今後の動向に警戒感を示しております。

 

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