白金標準
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2025年の白金標準(中心限月)は、前年末比107.9%上昇。7年連続で上昇となり、上げ幅は過去最大となるなど、金と同じく歴史的な高騰を記録しております。
2025年は4686円でスタート。トランプ米政権の関税政策を巡る先行き不透明感から、世界景気が後退するとの警戒感が上値を重くする一方、金相場から見た相対的な白金の割安感から買い拾われる中、4600円を中心としたレンジ相場が3月まで続いていたものの、トランプ米大統領が4月2日に発表した「相互関税」が市場の想定以上に厳しい内容になったことを受けて、投資家のリスクオフ姿勢が強まる中、4月7日に4071円まで下げて、年間安値を付けております。
白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」が、2025年の世界白金需給は3年連続で供給不足になるとの見方を示す中、バルテラ・プラチナム(旧アングロ・アメリカン・プラチナム)が保有する一部鉱山が洪水の影響で操業を一時停止。また、ロシアとウクライナの戦闘が激化する中で供給懸念が強まる一方、米中貿易摩擦激化への過度な警戒感が薄れたことから、6月に急伸。1ヶ月物のリースレートが上昇するなど、需給のひっ迫感が意識される中、6月6日に5000円、6月26日に2024年10月30日以来の5000円台を回復。6月27日に6319円まで上昇する場面も見られております。
独自材料に乏しい中、7月31日に6000円を割り込むなど、夏枯れの季節に入り、上値の重い展開が続いていたものの、毎年恒例の「ジャクソンホール会議」でパウエルFRB議長が利下げ再開を示唆したことを受けて、FRBの早期利下げ観測が再度強まる中、下値を切り上げて6000円台を回復。
9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、FRBが9ヶ月ぶりに利下げを再開することを決定したことを受けて、相関性の強い金相場が連日で最高値を更新する中、相対的な割安感が意識されて白金も買い進められ、9月26日に2008年6月以来の7000円台を回復。翌9月29日に2008年3月6日の高値7427円を上抜いて、1984年1月の上場来高値を更新。その後も連日で高値を更新する中、10月17日に8250円まで上昇する場面も見られております。
ただ、テクニカル的に買われ過ぎ感が強まる中で急落。大陰線を引いたことで調整地合いが強まり、7000円を割り込む場面も見られるも、相対的な割安感が意識されて安値は買い拾われて、7000円台で揉み合う展開に。
高市政権発足後、財政悪化の懸念から「悪い」金利上昇を背景に円安基調が強まった上に、米欧で自動車向け触媒需要が増えるとの期待感から買い進められる中、12月16日に2ヶ月ぶりに最高値を更新。その後も騰勢が続く中、12月18日に9000円、12月23日に10000円を突破。ボラティリティの高い動きが続く中、12月29日に11019円まで上昇するなど、2025年は9750円で終了しました。
白金標準の騰落率(年別)
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