ダウ工業株30種平均
↓クリックすると拡大します↓
昨晩のダウ工業株30種平均は、前営業日比55.96ドル高の49071.56ドルで終了。
1月22日に49607.29ドルまで上昇するも、12日に付けた最高49633.35ドルを上抜くことは出来ず。週前半はIT大手の決算発表を控えて様子見姿勢が強かったようです。
なお、トランプ米政権が公的医療保険制度を運営する民間会社に対する政府の支払いを来年は前年比で微増に留めると発表したことを受けて、米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが収益悪化懸念から急落。全体を押し下げる場面も見られたものの、米コンピューターサービス大手IBMなど好決算企業に支えられ、終値では49000ドルを維持しております。
28日の引け後に「マグニフィセント・セブン」のうち、マイクロソフト、メタ(旧フェイスブック)、テスラが決算を発表。マイクロソフトは10%近く下げ、ダウ平均を300ドル近く押し下げました。2025年10-12月期決算は前年同期比60%の増益だったものの、設備投資額が大幅に増加した一方で、クラウド事業の伸びが鈍化したことなどが嫌気された模様。
一方、メタは好決算を受けて10%あまり上昇。人工知能(AI)市場を巡る大手同士の競争が激化しており、「マグニフィセント・セブン」の中でも株価リターンの二極化が進んでいる模様。
今年に入り、49000ドルを挟んだレンジ相場が続いていますが、来週も引き続き、アマゾンなど米主要企業の決算発表を眺めながらの展開となりそうです。
1月のFOMC(米連邦公開市場委員会)を受けて、5月までのパウエルFRB議長任期中に利下げする可能性は低いとの見方が市場で拡がる中、企業の収益成長が重視され始めております。底堅い展開が続く中、12日に付けた最高49633.35ドルを上抜くことが出来るか注目されます。
なお、米著名投資家マイケル・バーリ氏は、低金利の円を借りて金利の高いドル建て資産に振り向ける「円キャリー取引」が逆回転するリスクに言及。投資マネーが米国株や債券から日本の資産へ還流するリスクを投資家は認識すべきだと警告しております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。
