NY金
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先週のNY金(中心限月)は、週末比234.7ドル高の4979.8ドルで終了。反発に転じております。1月20日から29日まで8営業日続伸。1月26日に史上初めて5000ドル台に乗せるなど、連日で最高値を更新する中、1月29日に5626.8ドルまで上昇する場面も見られております。
ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感が強まる中、トランプ米大統領がFRBの次期議長に元理事のケビン・ウォーシュ氏を指名すると発表。ウォーシュ氏は候補の中では「タカ派」とみられていたことから、FRBの早期利下げ観測が後退し、1月30日に急落。2月2日に4423.2ドルまで下げるも、50日平均線がサポート・ラインとして意識される中、終値では4500ドルを維持したため、3日は3営業日ぶりに反発に転じました。
4日に5113.9ドルまで上昇するなど、5000ドル超えを試す展開が続いたものの、終値で5000ドル台を回復することは出来ず。上値の重さが意識され始める中、CMEが証拠金引き上げを再び発表したが嫌気されたようで、6日に4670.0ドルまで下げる場面も見られたものの、50日平均線がサポート・ラインとして意識される中で安値は買い拾われたようで、長い下ひげを引いて終了しております。
ボラティリティの高い動きが続く中、4500-5000ドルのレンジがしばらく続きそうです。中東の「地政学リスク」に加えて、米国自身が震源となって世界秩序を揺るがす中、「ドル離れ」の受け皿として金を選好する動きは続くとの見方は多い模様。急落後も大手金融機関が金価格見通しを引き上げるなど依然として先高感は根強く、短期的な調整場面との見方が多いようです。
世界最大の金ETFである「SPDRゴールド」の金保有残高は4週ぶりに減少に転じましたが、世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド」の金保有残高が2022年8月3日以来の500トン台を回復するなど、世界全体で見れば増加傾向にあります。5000ドルを突破するにはイラン情勢が一段と緊迫化するなど、新規材料待ちとなりそうですが、実需の買いが相場を下支えする中、50日平均線をサポートに現在のレンジで値固め出来るか注目されます。なお、今週は延期されていた1月米雇用統計や米消費者物価指数の発表が注目されそうです。
◆豪マッコーリー、2026年金価格見通しを4323ドルに引き上げ
豪金融サービス大手マッコーリー・グループは2月5日に、2026年1-3月期と4-6月期及び、2026年通年の金価格見通しを引き上げました。
2026年通年は1オンス=4323ドル(従来見通しは4225ドル)に上方修正。また、1-3月期は4590ドル(従来見通しは4300ドル)、4-6月期は4300ドル(従来見通しは4200ドル)に引き上げております。ただ、長期見通しについては、市場のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)と大幅な変動が結びついていないとして、改定は見送っております。
SPDRゴールド・シェアの金保有残高
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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比10.87トン減少の1076.23トンと、4週ぶりに減少に転じました。
世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比2.56トン増の500.55トンと、4週連続で増加しております。
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