ダウ工業株30種平均
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昨晩のダウ工業株30種平均は、前営業日比469.38ドル安の45960.11ドルで終了。FRBが「タカ派」な姿勢を示したことに加えて中東情勢が一段と緊迫化する中、3月18日から20日まで3営業日続落。トランプ米大統領がイランに対してホルムズ海峡の事実上の封鎖を48時間以内に「完全に」解除するよう要求したことを受けて、投資家のリスクオフ姿勢が強まる中、20日に45369.39ドルまで下げる場面も見られております。
ただ、トランプ氏が一転してイランと停戦に向けた協議を行っていることを明らかにしたことから、週明け23日は急反発。25日に一時46718.42ドルまで上昇するも、200日平均線を上抜くことは出来ず。46000ドル台前半で揉み合う展開が続いております。
トランプ米大統領がSNSで「手遅れになる前に早く真剣になった方がいい」と警告するなど、双方の歩み寄りがみられず、停戦交渉が難航するとの見方が拡がっております。また、米ニュースサイトのアクシオスは26日に、米国防総省が地上軍の投入や大規模な爆撃といった軍事計画を策定していると報じており、戦況が一段と泥沼化するとの懸念も出ております。
米国・イスラエルとイランの戦闘開始から28日で1ヶ月となりますが、停戦に向けた交渉が進むとの期待感と戦闘長期化への警戒感が入り交じる中、中東情勢の先行き不透明感は依然強いようです。
また、プライベートクレジット(ノンバンク融資)市場への警戒感も消えておらず、現在の金融市場が2008年の世界金融危機前の状況と酷似しているとの見方も出始めております。
「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数は3月26日時点で27.44と、不安心理が高まった状態とされる20を依然として上回っており、イラン情勢を巡るヘッドラインに揺さぶられる展開が続きそうです。直近安値45369.39ドル(3月20日)を割り込むようですと、節目の45000ドル割れを試すことも想定されます。
一方、テクニカル的には指標面での割高感が薄れる中、買い拾う動きが出始めている模様。MACDも下げ止まりつつあるだけに、このままゴールデン・クロスとなるようだと、底打ち感が強まる可能性もありそうです。
VIX指数
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