NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比99.3ドル安の1871.2ドルで終了。4週連続で下落しております。

トランプ米大統領が3月21日に、イランに対してホルムズ海峡の事実上の封鎖を48時間以内に「完全に」解除するよう要求したことを受けて、投資家のリスクオフ姿勢が強まる中、23日に急落。直近安値1806.0ドル(2月6日)を下回り、一時1703.0ドルまで下げる場面も見られております。

ただ、200日平均線がサポート・ラインとして意識される中、長い下ひげを引いて終了。トランプ氏が23日に一転してイランの発電所への攻撃を5日間延期すると表明。また、イランと停戦に向けた協議を行っていることを明らかにしたことから、投資家のリスクオフ姿勢が弱まり、安値は買い拾われたようです。とは言え、イラン情勢の緊迫化を受けた「有事のドル買い」の動きが続き、相対的にドル建て商品に割高感が生じていることから、2000ドル台には戻せず。

なお、実需に目を向けると、世界の白金ETFの白金保有残高は減少傾向が続いている一方、1ヶ月物のリースレートは10%を上回ってきており、需給にややタイト感が出始めているようにも見えます。

米国・イスラエルとイランの戦闘開始から28日で1ヶ月が経過。イランは米国が提示した15項目の和平計画を拒否し、5項目の条件を逆提案。トランプ米大統領がSNSで「手遅れになる前に早く真剣になった方がいい」と警告するなど、双方の歩み寄りはみられず。戦闘が長期化するとの見方から投資家のリスクオフ姿勢は継続しているように見えます。

一方で、相関性の強い金相場が下げ止まりの動きを見せ始める中、買い拾う動きも出始めている模様。週明けの時間外取引は先週末に続いて続伸しております。そのため、引き続き200日平均線を維持しつつ、MACDがゴールデン・クロスとなるようですと、底打ち感が強まることも想定されます。

反発場面がこのまま続くようですと、100日平均線が近づくにつれて戻り売り圧力が強まりそうですが、目先は3月2日の高値2450.2ドルから3月23日の安値1703.0ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準1988.4ドルを上抜いて、2000ドル台を回復出来るか注目されます。

 

 

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