OECDの世界経済見通し
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経済協力開発機構(OECD)は3月26日に、最新の世界経済見通しを公表。2026年世界成長率を2.9%と予測。昨年12月時点の見通しで据え置いております。米国とイスラエルによるイラン攻撃が始まった後、主要な国際機関が経済見通しを明らかにしたのは初めて。
OECDは米国・イスラエルとイランの戦闘に伴う原油相場の高騰などが長引けば、「企業コスト、消費者物価が押し上げられ、成長の悪影響になる」と警鐘を鳴らしております。
なお、中東紛争の行方は「極めて不確実だ」と指摘した上で、今回の予測はエネルギー市場の混乱が徐々に落ち着き、石油やガス・肥料の価格が今年後半に低下していくとの想定に基づき予測したとしております。
国・地域別(2026年)では、米国は2.0%と、昨年12月時点の見通しから0.3ポイント上方修正。人工知能(AI)関連投資が好調であることが要因。一方で、ユーロ圏は0.8%と、昨年12月時点見通しから0.4ポイント引き下げております。
中国は4.4%、インドは6.1%と、共に昨年12月時点見通しで据え置き。日本も0.9%と、昨年12月時点の見通しで据え置いております。
なお、2026年の20ヶ国・地域(G20)のインフレ率は4.0%と予測。中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇を受けて、昨年12月時点の見通しから1.2ポイント引き上げております。国・地域別(2026年)では、米国は4.2%、ユーロ圏は2.6%、日本は2.4%と予測。
OECDの経済見通し(国・地域別)
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OECDの経済見通し(国・地域別)
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2025年 |
2026年 |
2027年 |
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世界全体 |
3.3% | 2.9%(0.0) |
3.0%(-0.1) |
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G20 |
3.3% | 3.0%(+0.1) |
3.0%(-0.1) |
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米国 |
2.1% | 2.0%(+0.3) |
1.7%(-0.2) |
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ユーロ圏 |
1.4% | 0.8%(-0.4) |
1.2%(-0.2) |
|
英国 |
1.3% | 0.7%(-0.5) |
1.3%(0.0) |
|
カナダ |
1.7% | 1.2%(-0.1) |
1.7%(0.0) |
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中国 |
5.0% | 4.4%(0.0) |
4.3%(0.0) |
|
インド |
7.6% | 6.1%(-0.1) |
6.4%(0.0) |
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ブラジル |
2.3% | 1.5%(-0.2) |
2.1%(-0.1) |
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日本 |
1.2% | 0.9%(0.0) |
0.9%(0.0) |
※豊トラスティ証券作成、カッコ内は昨年12月時点からの修正幅
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