NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比112.0ドル高の1983.2ドルで終了。5週ぶりに反発に転じました。

中東情勢に関するヘッドラインに揺さぶられる展開が続いている。3月23日に1703.0ドルまで下げて年初来安値を更新するも、200日平均線がサポート・ラインとして意識される中、長い下ひげを引いて終了。その後、米国とイランの停戦交渉が進展するとの期待感から3月27日から4月1日まで4営業日続伸。2日に2008.2ドルまで上昇し、3月20日以来9営業日ぶりに2000ドル台を回復する場面も見られております。

ただ、トランプ米大統領がイラン情勢を巡る米国民向けの演説で「目標達成は近づいている」と強調した一方、「今後2~3週間は激しく攻撃する」と述べたことから、戦闘の早期終結期待が後退し、終値では2000ドル台を回復出来ず。テクニカル的も、100日平均線がレジスタンスとして意識された模様。

なお、実需に目を向けると、世界の白金ETFの白金保有残高は、引き続き減少傾向にあります。1ヶ月物のリースレートも一時10%を上回る水準まで上昇したものの、今週は10%を再び割り込んで来ております。

引き続き200日平均線と100日平均線のレンジで推移しつつ、2000ドル超えを試す展開が想定されます。中東情勢の先行き不透明感が強い中、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は不安心理が高まった状態とされる20を上回って推移しており、ボラティリティの高い局面が続きそうです。

中東情勢が一段と緊迫化するようですと、投資家のリスクオフ姿勢が強まり、再度下値を探る動きになることも想定されます。ただ、相関性の強い金相場の底打ち感が強まっていることに加えて、テクニカル的にもMACDがゴールデン・クロスとなる中、200日平均線辺りは安値拾いの買いが入りそうです。

 

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