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米国軍は東部時間4月13日午前10時(日本時間同午後11時)から、イランの港や沿岸部への船舶の出入りを阻止する封鎖を開始しました。トランプ米大統領が明らかにした。ホルムズ海峡を「逆封鎖」し、海峡に対するイランの影響力を排除し、圧力を強める狙い。

トランプ氏は同日に記者団に対して、「彼らは世界を脅迫している」と述べ、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖していることを批判。また、SNSでイラン艦艇が封鎖海域に接近すれば「速やかに排除する」と警告しました。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、15隻を超える米艦が封鎖のためにホルムズ海峡周辺に展開していると報道。ロイター通信も、米軍が海運関係者に対して、「許可なく封鎖海域を航行した船舶は拿捕や進路変更などの対象になる」と警告したと報じております。ただ、米国軍は海峡を通過し、イラン以外の港湾に出入りする船舶の通航は妨げない方針を掲げております。

イラン外務省報道官は同日にX(旧ツイッター)で、封鎖について批判。「自らの首を絞める行為をする価値があるのか」と反発しております。

◆バンス米副大統領、戦闘終結「ボールはイラン側」

バンス米副大統領は4月13日にFOXニュースとのインタビューで、イランとの戦闘終結に向けた再協議や合意の可能性を巡り「ボールはイラン側にある」と述べました。11、12日の両日に行われた和平協議で合意しなかった理由について、最高指導者らの承認を得るためにイラン代表団が帰国する必要があったと説明。「さらなる対話があるか最終合意に至るかはイラン次第だ」と語り、核問題での譲歩を求めております。

なお、トランプ大統領は13日に記者団に対して、「相手側から電話があった。イランはとても合意を望んでいる」と強調。米CNNテレビは、2週間の停戦期限切れ前に2度目の協議開催に向けた議論が進んでいると報じております。

◆米、ウラン濃縮20年停止提案か

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は4月13日に、パキスタンで11、12日の両日に開催された米国とイランの和平協議で、米国がイランにウラン濃縮活動の20年間停止を提案したと報じました。

トランプ米大統領はウラン濃縮の完全停止を求めており、米国側が態度を軟化させた形ですが、イランは最長5年なら受け入れると回答した模様。米ニュースサイト「アクシオス」によると、米国はイランが保有する高濃縮ウランの国外搬出も要求。これに対し、イランは監視下で希釈する案を提示したようです。

◆ヒズボラ指導者、イスラエルとの交渉「無駄」

レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者カセム師は4月13日にテレビ演説し、「(イスラエルとの)交渉は無駄だ」と述べ、レバノン政府に対してトランプ政権の仲介で14日にワシントンで行われる予定のイスラエル政府との会合を拒否するよう求めました。会合ではイスラエルとヒズボラの停戦やヒズボラの武装解除などが話し合われるとみられております。

 

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