ダウ工業株30種平均

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昨晩のダウ工業株30種平均は、前営業日比115.00ドル高の48578.72ドルで終了。

米国とイランの2週間の停戦合意を受けて4月8日に急伸。翌9日も続伸となり、終値では3月4日以来の48000ドル台を回復しました。米国とイランの和平協議は、ホルムズ海峡の開放やイラン核開発を巡って双方の主張は平行線を辿り、合意に至らず。そのため、トランプ米大統領が米国軍によるホルムズ海峡の「逆封鎖」を表明したことを受けて、週明け13日に47505.97ドルまで下げる場面も見られております。ただ、和平協議継続への期待が強い中、安値は買い拾われて反発。その後、15日に48709.01ドルまで上昇する場面も見られております。

中東情勢を巡る過度な警戒感が和らぐ中、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は不安心理が高まった状態とされる20を下回って推移しており、成長株への物色が拡がっているようです。「持たざるリスク」が意識され始めていることも株価を押し上げている模様。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は3月31日から4月16日まで12営業日続伸中。連日で最高値を更新しております。12連騰は2009年以来。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も12営業日続伸中で、連日で最高値を更新するなど、AIインフラ関連銘柄が相場を牽引しております。

米主要企業の2026年1-3月期決算発表が始まる中、イラン情勢が不透明な中でも金融株で好決算が相次いでおり、来週から本格化する巨大テックの決算発表への期待が強まっているようです。なお、米銀行大手バンク・オブ・アメリカが14日に公表した4月の機関投資家調査によると、最も資金が集中している取引として「原油の買い」と「世界の半導体株の買い」の2つの回答が多かった模様。

引き続き和平協議に関するヘッドラインに揺さぶられる展開が続きそうですが、テクニカル的にMACDの上昇が続く中、50日平均線をサポートに48000ドルを維持しつつ、2月26日以来の49000ドル台を回復出来るか注目されます。

◆ブラックロック調査部門が米株の投資判断を引き上げ

米資産運用大手ブラックロックの調査分析部門ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)は4月13日に、米国株の投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げました。力強い企業収益期待と、中東情勢緊迫を受けた原油高騰に関するリスクが世界経済成長にもたらす打撃は限定されることを理由に挙げております。

 

VIX指数

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