NY金

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先週のNY金(中心限月)は、前週末比92.2ドル高の4879.6ドルで終了。3週連続で上昇しております。

100日平均線をサポートに底堅い値動きが継続。米国とイランの2週間の停戦合意を受けて、原油価格の上昇が一服。インフレ再燃への警戒が薄れたことで米長期金利が低下する中、4月15日に4895.4ドルまで上昇する場面も見られております。

イランのアラグチ外相が17日に、米国との停戦の残り期間中は、全ての商船に対し、原油輸送の要衝ホルムズ海峡を「全面的に開放する」と表明したことを受けて、原油価格が急落。米国とイランの和平合意への期待が拡がる中、米長期金利の低下が低下したことや、「有事のドル買い」の動きが一服し、主要通貨に対してドルが売られたことで、相対的ドル建て商品に割安感が生じたことが好感されて買われる場面も見られております。

ただ、米国がイランの港湾に出入りする船舶の封鎖を続けていることに反発し、イランがホルムズ海峡を厳格管理する体制に戻したと表明。また、イラン国営通信がイランが戦闘終結に向けた米国との2回目の協議への参加を拒否したと報じるなど、イラン情勢の先行き不透明感が再度強まったことから、現在取引中の時間外取引は反落となっております。

引き続き和平協議に関するヘッドラインに揺さぶられる展開が続きそうです。また、今週はFRBの次期議長に指名されたケビン・ウォーシュ元FRB理事の人事承認を巡る公聴会が、21日に上院で開催されます。ウォーシュ氏の金融政策に対するスタンスに注目が集まる中、「ハト派」姿勢を示すようですと、改めて年後半にFRBが利下げを行うとの期待が高まりそうです。

なお、CMEが公表している「フェドウォッチ」によると、2026年末時点の政策金利が現行の3.50〜3.75%で据え置かれるとの見方は4月17日時点で49.3、年1回の利下げ見込みは49.2%となっております。

テクニカル的には100日平均線と50日平均線のレンジが続く中、どちらに抜けるかが焦点となりそうです。ただ、産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによると、世界の金ETFの金保有残高は2週連続で増加。また、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高も14日から17日まで4営業日連続で増加するなど、ドル高が一服する中で、金に見直し買いが入り始める中、安値は買い拾われることが想定されます。

 

SPDRゴールド・シェアの金保有残高

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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比8.20トン増加の1060.62トンと、2週連続で増加。

世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比0.15トン減少の481.73トンと、3週ぶりに減少に転じました。

 

 

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