FRBの政策金利
↓クリックすると拡大します↓
米上院銀行委員会は4月21日に、パウエルFRB議長の後任としてトランプ米大統領が指名したケビン・ウォーシュ元FRB理事の人事承認を巡る公聴会を開催。ウォーシュ氏は、「金融政策の執行に当たり厳しく独立を確保する」と明言。トランプ氏が早期利下げを求めているものの、「(政策金利を)事前に決める手法に同意しない」と述べ、要求に応じない考えを示しました。目先の金融政策については詳しく言及せず。
野党民主党のウォーレン上院議員は「操り人形をトップに据えることは、トランプ米大統領がFRBの強大な権限を掌握することになる」と批判していますが、ウォーシュ氏は「大統領らが政策金利に関する見解を表明したとしても、金融政策の独立性を脅かすことにはならない」と反論。トランプ氏と政策金利に関する約束はしていないと言明しました。
一方、ウォーシュ氏は「FRBは人工知能(AI)が生産性に及ぼす影響を深掘りすべきだ」と述べ、将来的な利下げの可能性を示唆。過去にAI導入に伴う生産性向上でコスト低減が実現し、インフレ圧力が和らげば金融緩和にかじを切れるとの見解を示していました。また、FRB改革への意欲も語った。FRBの資産規模に関しては、「小さくする必要がある」と従来の主張を繰り返しております。米国債購入増によるマネー供給は「不均衡に金融資産(の押し上げ)を助長する」と分析。資産規模の拡大よりも利下げの方が「より多くの人が恩恵を受ける」と強調しました。
◆トランプ米大統領、利下げなければ失望
トランプ米大統領は4月21日にCNBCテレビとのインタビューで、FRBの次期議長に指名したケビン・ウォーシュ氏が、就任後直ぐに利下げを行わなければ失望すると述べております。また、新しいFRBビルの建設費用について調査する意向を示しました。
◆ミラン氏の後任のCEA委員長にミネソタ大教授
ホワイトハウスは4月21日に、トランプ米大統領がミネソタ大学のクリストファー・フェラン教授(経済学)をFRB理事に転身したミラン前委員長が辞任し、空席となっていた大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に指名したと発表しました。
◆ウォラーFRB理事、金利巡る見解相違での連銀総裁解任には「断固反対」
FRBのウォラー理事は4月21日にワシントンでのイベントで、、金利政策に関する意見の相違を理由にFRB地区連銀総裁を解任しようとするいかなる試みにも「断固として」反対するとのべております。
◆ウォラーFRB理事、12地区連銀の管理業務など統合提案
FRBのウォラー理事は4月21日にブルッキングス研究所での講演原稿で、、全米にある12地区連銀の運営体制を刷新することを提案。現在は12連銀がそれぞれ管理している人事や財務、調達、技術といった主要業務機能を統合すべきだと訴えております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。
