世界の金需要(四半期別)

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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が4月29日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2026年第1四半期(1-3月期)の世界金需要は前年同期比9.1%減少の1195.9トン。7四半期ぶりにマイナスに転じました。OTC(店頭取引)やその他需要を含めた世界総金需要は同2.2%増の1230.9トンと、8四半期連続でプラス。ただ、2025年第1四半期(1205.0トン)以来の低水準に留まっております。

用途別に見てみると、公的機関の金購入は同2.8%増の243.7トンと、前期(207.6トン)を上回り、2024年第4四半期(10-12月期、366.6トン)以来の高水準となっております。買い越しは22四半期連続。

バー・コインなど投資用需要は同42.0%増の473.6トンと、6四半期連続でプラス。2023年第2四半期(4-6月期、601.8トン)以来の高水準となりました。バーは同50.1%増の397.7トンと、6四半期連続でプラス。前期(331.3トン)を上回り、2013年第2四半期(446.3トン)以来の高水準。コインは同10.6%増の75.9トンと、3四半期連続でプラスとなったものの、前期(96.7トン)は下回っております。

金ETF(上場投資信託)関連の金需要は同73.0%減の62.0トン。7四半期連続でプラス(資金流入)となったものの、前期(174.9トン)を下回り、2024年第4四半期(10-12月期、20.4トン)以来の低水準に留まりました。また、テクノロジー需要は同1.5%増の81.6トンと、4四半期ぶりにプラスに転じております。

一方、金価格が高騰する中、宝飾品需要は同23.4%減の299.7トンと、11四半期連続でマイナス。2020年第2四半期(4-6月期、249.6トン)以来の低水準に留まっております。宝飾品在庫は同18.9%減の35.3トンと、6四半期連続でマイナス。

 

世界の金供給(四半期別)

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2026年第1四半期(1-3月期)の世界金供給量は前年同期比2.1%増加の1230.9トンと、8四半期連続でプラスとなりました。ただ、2025年第1四半期(1205.0トン)以来の低水準に留まっております。

内訳をみると、一次供給(鉱山総供給)は同1.0%増の864.9トンでした。内訳は、鉱山生産量が同2.4%増の884.7トンと、2025年第1四半期(863.6トン)以来の低水準。ヘッジはマイナス19.7トン。二次供給(リサイクル)は同5.0%増の366.0トンと、4四半期連続でプラス。2020年第3四半期(378.0トン)以来の高水準となっております。

 

中国とインドの金需要(四半期別)

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国別の需要はこちら

 

世界の金需給(四半期別)

2025年Q1

2026年Q1

前年同期比

鉱山合計

856.6㌧ 864.9㌧

 +1.0%

鉱山生産

863.6㌧ 884.7㌧

 +2.4%

ヘッジ(ネット・ベース)

-7.0㌧ -19.7㌧

リサイクル

348.5㌧ 366.0㌧

  +5.0%

総供給

1205.0㌧ 1230.9㌧

  +2.1%

宝飾品

434.6㌧ 335.0㌧

  -22.9%

宝飾品消費

391.2㌧ 299.7㌧

  -23.4%

宝飾品在庫

43.5㌧ 35.3㌧

 -18.9%

テクノロジー

80.4㌧ 81.6㌧

+1.5%

公的金購入

237.0㌧ 243.7㌧

 +2.8%

投資(バー・コイン)

333.6㌧ 473.6㌧

 +42.0%

バー

265.0㌧ 397.7㌧

 +50.1%

コイン

68.6㌧ 75.9㌧

+10.6%

金ETF

229.9㌧ 62.0㌧

-73.0%

総需要

1315.6㌧ 1195.9㌧

 -9.1%

在庫間移動

-110.6㌧ 35.1㌧

総需要合計

1205.0㌧ 1230.9㌧

+2.2%

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

 

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