NY原油
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米ニュースサイト「アクシオス」は4月29日に、戦闘終結に向けてイランが示した新提案について、トランプ米大統領が拒否する意向だと報じました。トランプ氏はインタビューで、核問題を巡る米国の要求に応じるまで、イラン港湾に対する海上封鎖を継続する考えを示した模様。また、関係筋の話として、交渉の行き詰まりの打開に向けて、米中央軍がイランに対する短期間かつ強力な爆撃を行う計画を策定したと報じております。
トランプ氏は29日にホワイトハウスで記者団に対して、「海上封鎖は見事だ。誰も駆け引きなど出来ないと断言できる」と強調。イランについては「降参したと口にすればいいだけだ」と述べ、「現時点では、核兵器を持たないと確約しない限り合意成立はない」と述べております。
イランはホルムズ海峡の封鎖解除と米国による港湾封鎖の終了を先に実施し、その後に核協議を行う新提案を示したと報じられております。ただ、ホワイトハウスBの関係筋がアクシオスに明らかにしたところでは、トランプ氏は港湾封鎖継続が核協議の最大の交渉材料だと見なしている模様。そのため、封鎖が長期化するとの見方が拡がっております。
◆トランプ米大統領、イラン封鎖長期化に備えエネルギー大手幹部と会合
トランプ米大統領は、イランの港湾封鎖を数ヶ月にわたり継続する必要が生じた場合、原油市場の安定化に向けた措置について協議するため、米石油大手シェブロンを含む大手エネルギー企業の幹部らとの会合を4月28日に開催しました。
会合にはバンス副大統領、ベセント財務長官、ワイルズ大統領首席補佐官、ウィットコフ中東担当特使、トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏らが出席。ホワイトハウス当局者は「トランプ大統領が世界の原油市場を緩和するために講じてきた措置や、必要に応じて現在のイラン港湾封鎖を数ヶ月にわたり継続しながら、米国の消費者への影響を最小限に抑えるための措置について協議した」としております。協議の内容は米国の原油生産のほか、原油先物、海運、天然ガスなど幅広いテーマにわたったようです。
◆イラン軍事作戦、戦費250億ドル
米国防総省高官は4月29日に下院軍事委員会の公聴会で、対イラン軍事作戦の戦費について、250億ドル(約4兆円)に達したとの見積もりを明らかにしました。2月末に開始した作戦の戦費に関して、トランプ米政権が具体的な数字を示すのは初めて。同高官によると、大部分を弾薬が占め、運用・維持費なども含まれるとしております。なお、ヘグセス国防長官が公聴会に出席するのは作戦開始後初めてで、野党・民主党議員から厳しい追及を受けております。
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