NY白金
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NY白金(中心限月)は、4月23日から29日まで5営業日続落。米国とイランの和平協議に関するヘッドラインに揺さぶられる展開が続く中、50日平均線を挟んだ揉み合いが続いていたものの、4月25日にパキスタンで開催されるとみられていた米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡り、米国が交渉団を派遣することを見送ったことを受けて、米国とイランの戦闘終結に向けた協議に先行き不透明感が拡大。「有事のドル買い」が強まり、相対的にドル建て商品に割高感が生じていることや米長期金利の上昇が嫌気されて、4月27日に終値では7日以来の2000ドル割れとなりました。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、トランプ米大統領が側近に対して、イラン湾港の封鎖を長期化する準備を指示したと報じたことを受けて、3月23日の安値1703.0ドルから4月16日の高値2170.8ドルの上げ幅の半値押し水準1936.9ドルを割込み、4月29日に1880.1ドルまで下げる場面も見られております。
ただ、61.8%押し水準1881.7ドル付近では安値拾いの買いが入ったようで、終値では1900ドルを維持。原油相場の上昇が一服したことに加えて、日本政府・日銀が円買い介入を実施したことを受けて円が急騰する中、ドル売りの流れが対円以外の主要通貨にも波及。相対的にドル建て商品に割安感が生じる中で、買い拾われて4月30日は6営業日ぶりに反発に転じております。
米国とイランの戦闘終結に向けた協議に先行き不透明感が強い中、当面は上値の重い展開が想定されます。テクニカル的にMACDがデッド・クロスとなり、一目均衡表の雲や50日平均線がレジスタンスとして意識される中、2000ドル付近では戻り売り圧力が強まりそうです。
実需に目を向けても、世界の白金ETFの白金保有残高減少は一服しつつあるものの、安値拾いの買いが入っている気配は見られず。1ヶ月物のリースレートも5%前後で推移しており、需給のひっ迫感は意識されていない模様。
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