四半期別 米GDP

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米商務省が4月30日に発表した2026年1-3月期米実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.0%増加。過去最長に及んだ連邦政府機関の一部閉鎖終了による反動で、伸びは前期(0.5%増)から加速。人工知能(AI)向けなどの設備投資は堅調だったものの、個人消費が鈍化する中、市場予想(2.3%増)は下回りました。

GDPの7割を占める個人消費は1.6%増と、前期(1.9%増)に鈍化。米国・イスラエルとイランの紛争に伴う原油高が家計を圧迫したとみられております。住宅投資は8.0%減と、前期(1.7%減)からマイナス幅が拡大。5四半期連続でマイナスとなっております。輸入は21.4%増と、4四半期ぶりにプラスとなっております。

一方、設備投資は10.4%増と、前期(2.4%増)から急加速。人工知能(AI)関連投資が牽引したようです。政府消費支出は4.4%増とプラスに転じております(前期は5.6%減)。輸出は12.9%増となっております。

また、同省が同日に発表した3月米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.5%上昇。伸び率は前月(2.8%上昇)から拡大し、市場予想とも一致しました。価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数も3.2%上昇と、伸び率は前月(3.0%上昇)から加速しております。

なお、財(モノ)の価格は3.8%上昇と、伸び率は前月(1.8%)から急拡大。サービスの価格は同3.4%上昇と、伸び率は前月(3.3%)から拡大しております。また、エネルギー関連は14.4%上昇と、前月(0.2%低下)から大きく伸びております。原油輸送の要衝ホルムズ海峡が事実上封鎖されたことを受け、エネルギー価格が急騰したことが要因。

物価の瞬間風速を映す前月比は総合指数が前月比0.7%上昇(前月は0.4%上昇)、コア指数は0.3%上昇(前月は0.4%上昇)。

 

米PCEデフレーター

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