ミシガン大、米期待インフレ率
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米ミシガン大学が10月14日に発表した10月米消費者態度指数(速報値)は59.8と、前月(確報値、58.6)から1.2ポイント上昇。上昇は4ヶ月連続で市場予想(59.0)を上回っております。
1年先の物価の見通しを示す予想インフレ率は5.1%と、2021年9月以来の低水準となった前月から0.4ポイント上昇。4月(5.4%)以来7ヶ月ぶり高水準となりました。また、5年先の予想は2.9%と、前月から0.2ポイント上昇し、4ヶ月ぶりに前月を上回っております。
市場予想を上回る伸びを示した前日の9月米消費者物価指数(CPI)に続き、根強いインフレ圧力が確認されたことを受けて、FRBがインフレ抑制のために積極的な利上げを続けるとの見方が広がっております。
Fedウォッチ(2022年11月)
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なお、CMEが公表している「Fedウォッチ」(10月14日時点)によると、11月のFOMCでFRBが0.75%の利上げを行うと97.2%が予測しており、先週末(10月7日、81.1%)から上昇。0.50%の利上げを行うとの見方は2.8%で、先週末時点(18.9%)から急低下しております。
また、12月時点のFF金利について、4.50%-4.75%と予測する向きが69.1%で最多(先週末時点は23.4%)。今年残り2会合で0.75%ずつ利上げするとの見方が拡がっております。なお、4.25%-4.50%と予測する向きは29.8%に低下しております。(先週末時点は63.1%)。
Fedウォッチ(2022年12月)
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