NY白金
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先週のNY白金(中心限月)は、前週比85.7ドル安の1712.2ドルで終了。5週連続で下落しております。
市場予想を上回った6月米雇用統計を受けて6月5日に急落。原油相場の高止まりが続く中、インフレ対処のためにFRBが年内に利上げに動くとの観測が急速に拡大。主要通貨に対してドルが買われる展開となり、相対的にドル建て商品に割高感が生じる中、その後11日まで5営業日続落。10日に終値ベースでは昨年12月10日以来の1700ドル割れとなり、翌11日は一時1641.3ドルまで下げるなど、終値ベースでは昨年12月上旬以来、約6ヶ月ぶり安値で終了しております。
ただ、トランプ米大統領が11日にSNSで、戦闘終結に向けたイランとの協議内容について「イラン指導部の最高レベルに持ち込まれ、承認された」とし、同日夜のイランへの攻撃を中止したと表明。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進展するとの期待が拡がる中で買い拾われて、12日は6営業日ぶりに反発に転じ、1700ドル台を回復しております。
その後、トランプ米大統領が14日に、イランとの戦闘終結に関する覚書の合意が成立したとSNSで発表。イランで国防・外交を統括する最高安全保障委員会も覚書に合意したと発表しており、19日にスイスで署名式が行われることとなったことから、週明けの時間外取引も続伸してスタート。一時1789.7ドルまで上昇する場面も見られております。
現時点で覚書の全容は明らかにされていないことから、合意の実効性に不安が残るとの見方もあり、引き続きイラン関連のヘッドラインに振らされる展開が続きそうです。また、今週は「中銀ウィーク」となることから、引き続きボラティリティーが高い局面が続くことが想定されます。
目先は6月4日以来の1800ドル台を回復しつつ、5月13日の高値2217.5ドルから6月11日の安値1641.3ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準1861.4ドルを上抜くことが出来るか注目されます。
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