NY原油
↓クリックすると拡大します↓
©Copyright Jiji Press Ltd. All rights reserved
トランプ米大統領は6月14日に、イランとの戦闘を終結する覚書について「合意が成立した」とSNSで発表しました。署名式はスイスで19日に行われる予定。トランプ氏は、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡が署名後に「開放される」と強調しました。
交渉を仲介するパキスタンのシャリフ首相もX(旧ツイッター)で、「米国とイランの和平合意が成立した」と発表。双方が、レバノンを含む全ての前線で軍事行動を「即時かつ恒久的に停止すると宣言した」と明らかにしました。
トランプ氏は合意について、「地域全体に平和と安定をもたらす」と評価。ホルムズ海峡を通航料なしで自由航行することを認め、米国軍による海上封鎖の即時解除を承認すると表明。「世界の船舶よ、エンジンを始動せよ。原油を流通させよう」と呼び掛けました。ホルムズ海峡開放に伴い、機雷を除去する見通しも示しております。
バンス副大統領はFOXニュースとのインタビューで、署名式へ出席する予定で、トランプ氏も参加する可能性を示唆。また、イランが核兵器を保有せず、開発や購入、調達をしない確約が合意に盛り込まれており、「イランが順守すれば中東を一変させる」と述べております。
イランで国防・外交を統括する最高安全保障委員会も覚書に合意したと発表。同委は米国が「覚書の義務」を果たす必要性を強調しました。イランメディアによると、イラン外務次官はイランの履行は署名後に始まるとの認識を示したようです。
イラン国営テレビは、イランの部隊と国民の不屈の精神と勇敢な抵抗により、米国は戦闘終結を受け入れざるを得なかったと報じております。
ただ、現時点で覚書の全容は明らかにされておりません。パキスタンのシャリフ首相は署名式までに、仲介国を交えた一連の会合が開かれると表明しており、詳細を詰める作業が続くとの見方も出ております。
◆欧州首脳、ホルムズ安全確保に貢献
英仏独伊の欧州4ヶ国首脳は6月15日に、米国とイランの停戦合意を歓迎する共同声明を発表し、「ホルムズ海峡の無条件かつ制限のない航行の自由確保に向けて役割を果たす」と表明。中立的な立場から、機雷掃海や商船の安全確保に貢献すると強調しました。また、「イランの核兵器保有は許されない」と言明。その上で、イランが国際原子力機関(IAEA)による監視や査察を受け入れれば、対イラン制裁を解除する用意があるとしました。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。
