米ドル・円
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米ドル・円は、昨晩のNY市場で2024年7月3日に付けた161.95円を突破。本日の東京時間に162円台に乗せてきております。
FRBによる年内の利上げ観測が強まる一方、日銀は今月の会合で政策金利を半年ぶりに引き上げたものの、利上げペースはFRBに比べて緩やかだとみられており、日米金利差拡大期待から円売りドル買いの動きが強まる中、一時162.39円を付けるなど、1986年12月以来、39年半ぶりの円安水準となっております。高市首相が「責任ある積極財政」を推し進めるとの見方から、財政懸念を背景に円を売る動きも強まっている模様。
なお、政府が7月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に、「適切な金融政策運営が行われることも非常に重要だ」と明記する方向で調整が行われていると、複数メディアが報じております。市場では、追加利上げを模索する日銀を牽制する狙いがあるとの見方があるようです。
節目を突破したことで、市場では政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まっておりますが、片山財務相は閣議後の記者会見で、「必要に応じていつでも適切に対応する」、「断固たる措置が含まれることは先般の日米財務相のオンライン会合でも確認している」と述べ、口先介入を行っております。
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