世界の石油需給見通し(四半期別)
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米エネルギー情報局(EIA)は7月7日に、短期エネルギー見通し(STEO)を公表。イラン戦争による混乱の影響を受けた世界の原油生産量と貿易量は年末までに完全に回復するとの見方を示しております。
EIAは、これまで中東湾岸地域で停止していた原油生産量の大部分が、2027年1-3月期までに回復すると見込んでおります。これにより世界的な供給が増加し、備蓄からの取り崩しが減少するため、石油市場は供給過剰の状態に戻り、価格に下押し圧力が掛かると予測しました。
原油価格の下落は、米国のガソリン小売価格の下落に寄与すると指摘。米国の自動車用燃料価格は7-9月期に1ガロン当たり平均約3.80ドルになると予測。4-6月期の同4.21ドルから下落すると見込んでおります。
世界の石油需給見通し(2026年)
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世界需給について、2026年世界原油生産量は前年比日量423万バレル減の日量1億0189万バレルと予測。前月見通し(日量9899万バレル)から日量290万バレル引き上げております。
世界石油消費量は前年比日量122万バレル減の日量1億0278万バレルと予測。前月見通し(日量1億0286万バレル)から日量8万バレル引き下げております。引き下げは4ヶ月連続。日量89万バレルの供給不足となる見込み。前月は日量387万バレルの供給不足になると予測していました。
2027年世界原油生産量は前年比日量795万バレル増の日量1億0984万バレルと予測。前月見通し(日量1億0932万バレル)から日量52万バレル引き上げております。
世界石油消費量は前年比日量203万バレル増の日量1億0481万バレルと予測。前月見通し(日量1億0532万バレル)から日量51万バレル引き下げております。日量503万バレルの供給過剰となる見込み。
中国の石油需要見通し(2026年)
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中国の需要については、2026年は前年比日量14万バレル減の日量1644万バレル(前月見通しは日量1643万バレル)、2027年は前年比日量31万バレル増の日量1675万バレル(前月見通しは日量1692万バレル)と予測しております。
米国の石油需給見通し(2026年)
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米国については、2026年米原油生産量を前年比日量19万バレル増の日量1378万バレルと予測。前月見通し(日量1372万バレル)から日量6万バレル上方修正しております。
2027年は前年比日量25万バレル増の日量1403万バレルと予測。前月見通し(日量1415万バレル)から日量12万バレル引き上げております。実現すれば、2025年の日量1359万バレルを上回り、過去最高となる見込み。
2026年米石油消費量は前年比日量9万バレル増の日量2070万バレルと予測。前月見通し(日量2068万バレル)から日量2万バレル上方修正。
2027年は前年比日量9万バレル増の日量2079万バレルと予測。前月見通し(日量2073万バレル)から日量9万バレル引き上げております。
なお、原油価格について、2026年WTI原油価格は76.26ドル(前月見通しは88.32ドル)、2027年は60.76ドル(前月見通しは74.39ドル)と予測。
ブレント原油は、2026年は81.91ドル(前月見通しは95.39ドル)、2027年は64.76ドル(前月見通しは79.39ドル)と予測しております。
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