NY白金
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先週のNY白金(中心限月)は、前週比0.9ドル高の1629.0ドルで終了。反発に転じました。
7月1日に1539.6ドルまで下げるも、テクニカル的に相対力指数(RSI)が節目の30%を割り込み、売られ過ぎ感が強まる中、安値は買い拾われて反発。その後、7日まで4営業日続伸。6日に1675.1ドルまで上昇する場面も見られております。
ただ、翌8日は急落。中東情勢を巡る先行き不安が再燃し、原油相場が急伸する中、インフレ再燃懸念からFRBが早期に利上げに動くとの思惑が再度強まり、米長期金利が上昇。ドルが主要通貨に対して強含んだため、相対的なドル建て商品の割高感が意識されて、1572.9ドルまで下げる場面も見られております。
その後、米中央軍が8日にイランへの攻撃を完了したと発表したため、米国とイランの攻撃の応酬は一時的で、本格的な戦闘再開には至らないとの見方が拡がり、9日は反発。一時1652.5ドルまで上昇するも、高値を維持出来ず。原油高に伴うインフレ再燃懸念が根強い中、米長期金利が上昇したことを受けて、10日は反落となりました。
相関性の強い金相場が4000ドル辺りで揉み合う中、白金相場も6月半ば以降、1600ドルを挟んだ揉み合いが続いております。FRBの年内利上げ観測が強い中で、中々反転のきっかけを掴めない状態が続いておりますが、心理的節目の1500ドルを維持する中、底打ち感が強まっているように見えます。5月13日を起点としたダウン・トレンドを上抜きつつあるだけに、引き続き1700ドル超えを試す展開が続くか注目されます。
今週は15日に中国主要経済指標が発表されますが、市場では4-6月期GDP(国内総生産)は前期から減速するとみられております。当局による景気対策への思惑が強まるようですと、需要増加期待が高まる可能性がありそうです。
なお、既報通り、中国人民銀行(中央銀行)は8日に、適度に緩和的な金融政策を維持し、国内消費を回復させるため金融支援を強化する方針を発表。中国経済は強い供給と弱い需要のミスマッチに直面しているとの見方を示しております。
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